こんばんは、栗山です。
突然ですが、皆さんにとって「音楽」とは何でしょうか。
色々な答えがあるかと思いますが、僕にとっての「音楽」は「趣味の一つ」であり「人生に彩りを添えてくれるもの」であり「なくてはならないもの」でもあります。
「音楽」という存在を強く意識するようになったのは、軽音楽研究会に所属した大学1年生のタイミングでした。今考えるとちょっと遅めですね。
さて、その軽音楽研究会での活動を通して様々なジャンルの音楽に触れることになったのですが、その中でも今の僕に強く影響を与えたバンドを紹介しようと思います。
andymori
andymori(アンディモリ)は、2007年に結成された日本のオルタナティヴ・ロックバンド。 2014年10月15日解散。 和製リバティーンズとも呼れるバンド名はアンディ・ウォーホルと「メメント・モリ」(藤原新也によるインドの写真集)を繋げた造語。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Andymori
Vo. 小山田壮平、Ba. 藤原寛、Vo. 後藤大樹
和製リバティーンズと呼ばれる彼らですが、僕自身リバティーンズに造詣が深い訳ではないのでこの呼び名が適切なのかどうかはよく分からない。ただ最初に聞いた時の印象は「ビレッジヴァンガードに流れてそうやね」くらいのものでした。曲は確か「FOLLOW ME」とか「ベンガルトラとウィスキー」あたりだったと思います。
その後サークルのイベントでコピーすることになったのが「CITY LIGHTS」「僕がハクビシンだったら」「everything is my guitar」で、それからちょこちょこ聞くように。
https://www.youtube.com/watch?v=OzZse5m2ycMwww.youtube.com
https://www.youtube.com/watch?v=SAIWRnvxmHowww.youtube.com
初期は風景とか情景的なものを歌詞の中で表現することが多かったんですが(「1984」「すごい速さ」)、後期になると自身の誰かに対する想いを歌うことが増えてきます。
アルバム「光」に収録されている「ジーニー」はまさにそれで、andymori解散後に結成したバンドAL(アルと読む)でともにボーカルを務める長澤知之氏のことを歌いあげています。サビで思いっきり「知之」って言ってますね。
「ベースマン」という楽曲では自身のバンドでベースを担当する藤原寛氏に言及しています。曲中で「3メートル隣で鳴らす夢の続き 誰にも真似できないそのステップで 愛してるなんてまさか言わないぜ 風と共に行くだけさ」という歌詞があるんですが、もうオシャレ過ぎる。
初期のころは「愛」とか「好き」のような感情をストレートに表現することってそんなに無かったように思います。とは言え↑の歌詞で「愛してるなんてまさか言わないぜ」とはっきり言わないあたり、直接言えない気恥ずかしさみたいなのもあったり。
ちなみに前期と後期でドラマーが違うんですが、個人的には後期の方が好みです。いい意味で淡白なドラム。
お気に入りの3曲を挙げるとすれば「ベースマン」、「サンシャイン」、そしてくるりのトランペット担当ファンファンがレコーディングに参加した「クラブナイト」です。ぜひ聴いてみてください。
フジファブリック
フジファブリックは、日本のロックバンド。2000年結成。
志村正彦(ボーカル・ギター)を中心に2000年に結成された日本のロック・バンド。2002年にインディーズで1stミニアルバム『アラカルト』をリリース。2004年4月、現メンバー3人を含む5人編成でシングル『桜の季節』をリリースし、メジャーデビューを飾った。
2009年12月24日に志村が急逝したが、残された3人は新体制で活動を継続。現在は既に志村在籍時の活動年数を追い越している。現メンバーは山内総一郎(ボーカル・ギター)、金澤ダイスケ(キーボード)、加藤慎一(ベース)。
「好きなバンドを一つ挙げてください」と言われたらフジファブリック or くるりで死ぬほど迷います。それくらい好きなバンド。
最初の出会いは2005年のRISING SUN ROCK FESTIVALでした。確かその時はEARTH TENTに銀杏BOYZを見に行く予定だったんですが、ブースが結構狭かった + 早めに行っておかないと良い場所取れなさそうだし、せっかくだからその前のバンドも見てみようか、くらいの軽いノリでフジファブリックの演奏を聴き始めたのを覚えています。確か「虹」とか「TAIFU」あたりをやってたような記憶が。
「うわカッコいい、でも変な曲、でもやっぱりカッコいい」
当時の僕はそう感じました。今聞いてもそうなんですけど。
↑で紹介した「TAIFU」も「唇のソレ」も「地平線を越えて」もそうなんですが、「なんかよく分からんけどカッコよくてメロディーとかリフが頭に残る、でもなんか変」な曲が多いんですよね。とは言えそういう曲ばかりではなく、しっかり邦楽ロックしてる曲やバラードなんかも名曲多いです。
2009年のクリスマスにボーカルの志村が急逝した後、元々ギターだった山内総一郎氏が代わりにボーカルをとるようになったのですが、どうも気分が乗らずフジファブリックを聴かない日々が続きました。今思い返してみると、やはり志村の声だったり雰囲気だったり、そういう部分が「フジファブリックをフジファブリックたらしめている」と思ってたんですよね。
志村急逝後、たまたま何かで山内総一郎氏が歌っている「星降る夜になったら」という楽曲を聴いた時に、「ああ、ボーカルが志村から山内に変わっただけでフジファブリックはずっとフジファブリックだったんだな」と。
フジファブリックに対する想いはとても強いのですが、うまく表現できないのでこの辺で。
お気に入りの曲は「虹」「星降る夜になったら」「若者のすべて」です。
これは完全に余談ですが、フジファブリックって初代ドラムが脱退してから長らくドラムが不在なんですね。で、過去に色んなサポートドラマーがライブやレコーディングに参加してるんですが、これが結構豪華だったりします(JUDEの城戸紘志、東京事変の刄田綴色など。城戸紘志がライブで叩いてた「虹」は最高にカッコよかった)。
54-71というバンドのBOBOという方もサポートドラマーとして参加されているんですが、この方は笑い飯の西田にめっちゃ似てます。興味ある方は「BOBO 笑い飯」でGoogle先生に聞いてみてください。
終わりに
以上、僕の礎となったバンドの紹介でした。次回開催は未定です。