はじめに
コミューン株式会社でQAマネージャーをしている須賀(@kawabeaver)です。 今回は1人目のQAエンジニア視点でコミューンの魅力についてお話します。
1人目のQAエンジニアとして転職を考えている方、1人目のQAエンジニアの採用を検討している方に1人目のQAエンジニアにとってどのような環境が望ましいかを考える参考になれば幸いです*1。
もちろん、この記事をきっかけにコミューンに興味を持っていただける方が増えると嬉しいです!
コミューンを転職先に選んだきっかけ
私は前職に約7年半お世話になりましたが、働く環境は良かったので前職に不満があったわけではありません。ただ、前職は私が入社した時点でQAチームの体制が整っていたため、今回はQAチームの体制が整っていない環境でチャレンジすることに決めました。
新たなことにチャレンジする場合、私は業務内容がチャレンジングであるだけではなく、チャレンジしやすい環境が重要だと考えています。 具体的には以下のような環境です。
- 大きなチャレンジを成し遂げるために協力してくれる仲間
- 大きなことは1人では成し遂げられないため仲間が重要
- チャレンジしやすい企業文化やルール
- 裁量、働きやすい制度など、チャレンジする活動以外での負担が少ない
- チャレンジすることによって「社会がより良くなっていく」というやりがいを感じられるプロダクト
カジュアル面談などを通じて、コミューンはQAエンジニアとしてチャレンジしやすい環境だと判断しました。理由の一部を紹介すると以下のような点です。
- 品質向上に前向きなメンバー
- 変化に寛容
- スクラムへのチャレンジなど、あるべき姿を目指して前向きに変化を受け入れている
- プロダクトの成功によって世の中のサービスがより良くなっていく
- 顧客コミュニティの運営が成功すると弊社の記事*5で紹介しているような効果が得られる
- リサーチ/ユーザーインサイト取得
- ロイヤルティ(NPS) を向上し、LTV向上、リファラル(友人紹介)を増やす
- 新規顧客獲得に向けた訴求チャネルとしてメディア価値を追求
- ユーザー間で知見を共有しあい、カスタマーサポートコストを効率化
- 顧客コミュニティの運営が成功すると弊社の記事*5で紹介しているような効果が得られる
また、QAエンジニアとは関係ありませんが、私は転職当時年長さんの息子がいたため、以下のように子育て中でも働きやすい環境を選びました。実際、子供の送り迎えや新型コロナウイルスに伴う保育園の休園(2回)が生じても柔軟に働かせていただきました。
- フレックス制度
- リモート勤務
- 入社初日からの有給休暇およびシックリーブの付与
実際に働いてみて感じたコミューンの魅力
新しい環境で自分の役割をゼロから考える楽しみ
commmuneというプロダクトの開発には以下のような特徴があります。
- 1日3回(9プルリクエスト分)程度リリースする
- 新規機能の開発だけでなく既存機能を改善する改修も多い
- フィーチャートグルを用いて機能の一部分だけ実装したコードの修正が少ないプルリクエストをどんどんマージしていくことが多い
- 原則開発者がPRに対してCypressの自動テストを同時に実装する
- 開発者自身がテスト実行をする文化*6
- 1プロダクトに対して15人以上の開発者がコミットする*7
- QAエンジニアの数がまだ3名と少ない*8
これらの特徴の多くは前職と大きく異なります。そのため、コミューンにおけるQAチームの体制や役割は、前職のコピーではなく、コミューンの特徴に合わせた役割を考える必要があります。 例えば、以下のような形です。
- 短いサイクルで既存機能を修正したリリースを行うため、高頻度でリグレッションテストを実施する必要がある
- 品質を保ちながら高頻度のリリースを行うには自動テストが重要となる
- 開発者の人数に対してQAエンジニアが少ないため、QAエンジニアが手動テストやE2Eテスト開発などの専任にするとQAエンジニアがボトルネックになる
- 開発者と協力してテストに取り組む必要がある
このように、コミューンにとっての理想の品質保証は何かを試行錯誤しながら理想に向かっていく楽しみがあります。
良いプロダクトを創るための情報にアクセス
コミューンでは、超本質主義というValueを実現するため、正しい意思決定を行うために必要な情報は全てアクセスできる状態となっています。例えば、以下のような情報です。
- ビジネスサイドのSlackやミーティングの内容
- エンドユーザーや顧客からの問い合わせや機能要望
- プロダクト開発に関わる各種ミーティング
これらの情報を得られるため、明らかとなっている顧客のニーズやユーザーストーリーの背景などを正しく把握した上でテスト設計や妥当性確認を行うことができます。
品質向上に前向きでコトに向かうメンバー
コミューンは開発者自身がテストをすることが当たり前の文化で、開発者の皆さんはプロダクトの品質向上に前向きです。 また、ポストモーテムやレトロスペクティブでは、個人の責任を追求することはなく、仕組みなどコトにフォーカスして議論していました。
そのため、 メンバーが品質向上に向き合うためにマインドセットを変えるにはどうしたらよいか
と悩む必要はなく、 どうやって品質向上させるか
だけにフォーカスすることができます。
給与とエンジニアとしてのキャリアパス
コミューンの平均給与は他のSaaS企業と比べても高い水準にあります*9。 そして、管理職(マネージャー)だけではなく技術職(エキスパート)として昇給することも可能です。
実際、開発者の方でエキスパートとして技術的に組織を牽引してご活躍している方がいらっしゃいます。
私の場合はQAエンジニアとして技術的なことにも興味がありますが、将来的にマネージャーを他の方に任せて技術面での貢献に専念する、といったキャリアを選択しやすくなります。
まとめ
1人目のQAエンジニアである私が感じるコミューンの魅力を一言で言うと、チャレンジしやすい環境であると考えています。特にチャレンジしやすい環境と考える理由は、以下の3点です。
- アジャイル開発の現場でコミューンに合った理想の品質保証を自分で考える楽しみがある
- 品質向上に前向きなメンバーと協力して理想の品質保証を目指すことができる
- チャレンジして良いプロダクトを創ることで社会が良くなっていくやりがいを感じることができる
コミューンがこのような環境でいられるのは、今まで在籍していたメンバーの継続的な努力によるものです。 私はQAエンジニアとして、上記の環境に加えて各メンバーがプロダクトの品質向上をより楽しく行える環境を作っていきたいと考えています。
We are Hiring!
コミューンでは企業とユーザーが融け合う社会の実現を一緒に目指してくれる仲間を募集しています。コミューンに興味のある方は是非以下のページからカジュアル面談のお申し込みをよろしくお願いします! https://commmune-careers.studio.site/
7/20(水)と7/21(木)にオンラインイベントがあるので、こちらも興味がある方は是非ご応募ください!
*1:全てのQAエンジニアが同じことを望んでいるわけではないという点はご了承ください
*5:コミュニティマーケティングとはなにか?目的別に手法や効果を解説 | commmune(コミューン)|コミュニティサクセスプラットフォーム
*6:CTOポエム「すべてのエンジニアはクリエイターでありテスターである」
*7:2022年7月19日現在、目的に応じて1チーム3〜5名で5チームに分かれて開発しています
*8:組織拡大に合わせて増員する予定です
*9:https://twitter.com/CraftData2/status/1511874618394816516?s=20&t=s9f6FF3T9HtufhOsk55cdQ